クラウドファンディングにも失敗はある

クラウドファンディングを行う場合、基本的には仲介サービスが使われます。つまり、クリエイターなどが自身のブログなどで、こういった作品を作るのでいくら集めたいといって出資者を募集するのではなく、まず、クリエイターがクラウドファンディングサービスに登録し、そのサービスを通じてプロジェクトを公開して出資者を集めるということになります。仲介サービスを利用した場合、目標金額などの取り決めは厳密に行われ、もし期間中に出資額がその金額に達しなかった場合は、プロジェクトは失敗だったということになります。たとえば、1000万円を目標金額にしたプロジェクトで500万しか集まらなかった場合、半分の金額でも出資してくれた金額などで受け取りますというわけにはいかず、計画はなかったことになるのです。

そのため、クラウドファンディング仲介サービスを利用する場合は、適切な目標金額の設定と、どのような特典で出資者を集めるのかが重要になります。では、うまくいかないケースにはどのようなものがあるのかというと、単にお金を得たいというのが目標で、プロジェクトはそのための撒き餌になっているというケースです。たとえば、日本を元気にしたいために徒歩で日本一周をするというプロジェクトを立ち上げて、宿泊費や食費で100万円欲しいと目標金額を決めたとして、日本一周を行っている最中に具体的に何をするのかということが問われます。ここが曖昧だと、単に人の金で旅行に行きたいだけと見なされてお金は集まらないでしょう。

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